めたもるゆきにゃー☆

第59話 “超人”のルーツ!!の巻



キン肉マン レビュー】│コメント:14


遅れてすいません、今週のキン肉マンです~
なんかやたらと疲労が溜まっていてぐったりしてました(;´Д`)
そんな状態なのに今回は考察すべき内容が多すぎて記事を書くのに多大なエネルギーが必要でして…
というわけで、遅れたのもご察しくださいorz

あらすじ

(画像はヤフーコミックのページにリンクしています)

ロビンの「天は超人の上に超人を作らず」という思想を語りますが、ネメシスのそれに対する回答は予想外。

「そのきさまらのいう天とやらが、超人の上に超人を創ってしまったのだよ、太古の昔に意図的になぁ!」

完璧超人の源流は、その天の作った超人たちだというネメシス。
自分たちは、太古の昔に神に選ばれた崇高な存在で、完璧超人以外はその際に選ばれなかった者の子孫だといいます。

「ふん、くだらぬでまかせを!私は現存する古文書にはほぼ目を通しているが、そのような記述は一節足りとも見たことがない!」

さすがは超人博士ロビンマスクです。
…いや、無理だろう、それ(;´Д`)
現存する古文書にはほぼ目を通すとか、こんなことが物理的に可能なのかー!?
むしろ古文書がほとんどないのだろうか…
そーいや、キン肉王家に伝わる預言書もあのあと全部読んだのかしら?
だったら、今すぐここでネメシスと武道のページを焼くんだー!

で、ここでネメシスのお話タイム。

神話の時代、天上界で神が超人を作りました。
超人たちは自らの力や知恵を駆使して文化を起こして発展していきます。
それを見て神は頬を緩める平和な日々。

しかし平和も長くは続かず、超人たち同士の争いがたえなくなり。
いつしか地上波地獄絵図と化し、神はカピラリア七光線により、全ての超人をこの世から抹殺しようとしたのです。
絵的には、太陽光を受けた鉱物からカピラリア七光線が照射されてますね。
プリズマンはたぶんこの鉱物から作られた超人なのでしょう。

しかし、それに異を唱える一人の慈悲深い神が。
勝手に生み出して失敗作だと思ったらすぐに処分するなど、神のすることなのか。
地上にはこの状況を改善しようとする超人たちもいる。
どうしようもない者は殺してしまえばいいが、正しき知恵と力をもつ真の超人だけは救出してやるべきではないのか。

異論を唱えられた慈悲深い神は、自らが神の座を降りて超人となり、彼らの指導者となることを決意します。

「グロロロロー」

なんかあからさまなうめき声をあげる神。
神は常に完璧な存在でなければならない、しかし超人を作り失敗作と認めた時点で、自らを完璧な存在である神と認められなくなったと話します。
完璧主義者は1つの失敗も出来ない…つらいですねぇ(;´Д`)
その完璧主義な思想こそ、完璧でない気がしてきたり。

ともかく、慈悲深い神は優秀な超人たちを選別し、失敗作でない完璧なる存在へと徹底的に鍛え直していくと話します。
そして、その過程で見込み違いだったものは裁きを与え、育成と選別を繰り返していくと。
そうして、超人を作ったことが失敗でなかったと、自分自身と仲間の神へ証明して見せたいという理想を語るのでした。
勝手に選別しておいて、やっぱり失敗でしたで裁きを食らわすとか、これはこれでひどい話の気がする。

これを聞いた、フードをかぶった一番えらそうな神様はそれを認め、カピラリア七光線を照射する前に救うべき超人を特殊な次元に避難させるように言うのでした。

こうして、慈悲深い神は「グロロロー」という声をあげつつ天上から地上に降り、超人となって優秀な超人たちを救出したのでした。

おそらく、これが王位編で語られた50億年ほど前にカピラリア七光線でほとんどの超人が死滅したという昔話ですね。
まさかその設定をこんなところで出してくるとは意外すぎです。

ともかく、以上でネメシスのお話はおわり。
完璧超人のルーツはここで救出された超人たち。
…あれ、だったら完璧超人以外は全滅したはずじゃないの?
そう指摘するスグルとロビン。

「そこが問題なのだー
どういうわけだか、あの審判の日から数万年後、我ら完璧超人以外の超人共が再び現れ活動をはじめた!」

一番肝心なところなのに「そこが問題なのだ」って(;´Д`)

ともかく、ネメシスはロビンを「ネメシスドライバー」という、あんまり完璧そうじゃない技にとらえたところで次回へ。
再来週に続きまーす。

感想とか

武道とネプチューンキングについて

物語の核心に迫る今回。
とにかく色々な考察ができます。

まず、慈悲深い神=武道なのは間違いないでしょう。
グロロロローというあからさまな声とか、何度も発している完璧というキーワード。
武道の正体は実は元神だったということに。
そう考えると、人間にする技を使えるのもうなずけますね。

再選別の際に食らわせた裁きは、零の悲劇で人間かさせたのかもしれません。

この戦い自体が再選別も兼ねているんでしょうね。
だから、負けたものは自害しなければならない。
敗者に自害の掟があるのには納得ですね~

ちなみに、なぜか最初読んだ時、ストロング・ザ・武道のことをすっかりど忘れしてて「こいつもしかしてネプキン?」とか思ってしまいました(;´Д`)
あまりに長期間武道が出てこないせいで、こんなことに(笑

で、話に出てきたから触れますけど、ネプチューンキングって結局何者なんだろう。
古代超人最強で、数十万年もの間テムズ川にいたんですよね。

数十万年前に粛正のために地上に舞い降りた完璧超人だったのかもしれません。
数十万歳ということは相当な大物のはずだし、1000人の弟子がいるのもタダものではないわけで。
実は武道の名代として地上に舞い降りて超人界を正そうとしたけど、地上にいるうちに毒されて権力欲に取り憑かれて、醜い俗物になっていったのかもしれません。
地上に舞い降りたころのネプチューンキングは武道の思想を受け継いだ名実とともに完璧といえる存在だったので、武道はネプキンに地上支配の全権をまかせていたと。
でも、厳しすぎる完璧超人同士の世界から解放され、自分の好きにできるようになった結果、都合の良いように掟を解釈して、どんどん俗物に成り果てていったと。

スクリューキッドやケンダマンは、武道が地上に降りてから仲間に加えた一派で、ネプチューンマンも同じく。
もともと正義超人だったネプチューンマンが完璧超人の首領となったのも、武道の名代として地上に舞い降りたネプチューンキングの自己判断。
ネプチューンキングは彼なりに「下等超人によって支配されてしまっている地上を完璧超人が支配することであるべき姿に戻す」とか考えてたけど、ずっと地上にいるうちにあんな風になっちゃったと。
で、ネプキンは地上支配に関しては自分が全権担っているわけだから、武道たち無量大数軍のこともネプチューンマンには話さず。
なので、何も知らないネプチューンマンはネプキンが死んで自分が完璧超人首領だということで、平和条約にサインしちゃったと。

…なんか色々妄想したけど、ネプキンについては本編で語られるんでしょうかねぇ…


ネメシスについて

地上にいるキン肉族は、実は完璧超人の思想に疑問を持って、完璧超人の座を降りた者達の子孫なのではないかなーと。
で、キン肉族の祖先が実は完璧超人だということはトップシークレットで一族の長しかしらないことなのでしょう。
スグルは大王になったとはいえ、いまだ真弓が健在。
このトップシークレットが記された古文書か何かは真弓の手元にあり、スグルはその存在すら知らない。
だからネメシスが「真弓に聞いてみろ」というような回答をしたと。

で、三代奥義は地上に舞い降りる前に開発されたものを、代々つたえたもの。
だから完璧超人のネメシスはマッスルスパークを使える。

もしかしたら、ネメシスは武道に選別された超人の一人で、50億年くらい生きてるのかもしれません。
で、一緒に選別されたキン肉族の一人が完璧超人の思想に疑問を感じて完璧超人からぬけたとか。

ともかく、ネメシスは三大奥義を使いこなしたり、キン肉族のルーツに関わっている以上、ここでロビンに負けて退場するのは考えづらいですね…
ロビンに勝って、スグルと対戦するんじゃないかなーと思うのです。


あのお方について

武道と対立する、旧知の仲のあのお方。
悪魔将軍とばかり思ってましたが、別の存在なのかもしれないですね。

神と対立する悪魔サタンで、一部の最も残虐で屈強な超人たちのみを救い出し、それが悪魔超人の祖先になったとか。
だから、悪魔超人の彼らは自分のルーツにつながる超人たちを救いだしたあのお方に絶対の忠誠を誓うとか。

とにかく、悪魔超人のバックにいるあのお方も元は神だった存在という可能性が高そうですねー


プリズマンについて

プリズマンは、カピラリア七光線を照射するための結晶から生み出された超人なんでしょうね。
知性の神が王位争奪戦で闘うために、その場で生み出したのかなーと。
生み出されたばかりだったので、知性もあまりなかったんだと思います。
設定を見たら「年齢:不明」ということなので、0歳でもおかしくないですし。

とにかく、カピラリア七光線なんて出せるこいつは在野の超人だったはずがないです。
知性の神の創りだした存在なのでしょう。


マーベラスについて

ラーメンマンと同門だったこいつは、どう考えても完璧超人の子孫ではないですよね…
なんだかんだいって、思想に共鳴したものは完璧超人の一員になることが出来るのかもしれません。
…でないと、いきなり矛盾が生じることに(笑


なんか、考察しようとしたらいくらでも考察できそうな今回ですが、とりあえずはこんなところでー


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