めたもるゆきにゃー☆

第63話 扉の向こう側



鋼の錬金術師】│コメント:2


鋼の錬金術師・第63話「扉の向こう側」の感想です。
次回で最終回なので、なんとか感想を完走できそう、とかつまらない駄洒落になってしまった(;´Д`)
別に駄洒落にするつもりなかったんだもん!
まぁ書き始めたのが、かなり後半からだったわけですけどね…

というわけで、感想ですー

☆グリード死亡

あーん、グリード様がしんだー!
グリードがいるとシン国の皇帝が不老不死になってしまうわけだから、物語が完結するとしても少々ややこしいんで、どうするんだろうなぁと思ってたわけですが。
うーん、やっぱそういう立ち位置的にはこうなっちゃうのかなぁ…

と、そーいうところを気にしないようにするとして。
自分の一番欲しかったものに気付き、リンやエドといった仲間を得ていることに気づいて心から満たされて消えていく。
グリード死亡はかなり悲しいんですけど、本人としては心から満たされて満足しきって消えて行くわけだから、これ以上無い最期ですよね。

そーいや、初代グリードをお父様が飲み込んだとき「腹壊してもしらねーぜ!」っていってたけど、お父様がグリードを飲み込んだ結果、体をボロ炭にされてエドに腹をぶち抜かれたわけですね。
結局、グリード飲み込んで腹を壊したわけだ。

しかし、絵にするとシュールだったりする。
エンヴィーやプライドみたく、これがグリードの本体ってことなんですかね。

☆お父様

なんかお父様もうひどすぎる。

なんか知らないけど真理の扉にひきずりこまれたわけですけど、お父様の真理はマリモみたいなやつなのですね。

お父様が自分で言った「真理は人間が思い上がらないように正しく絶望を与える」という言葉。
結局、自分が思い上がらないように絶望を与えられたわけで皮肉な話。
自分が一番思い上がってましたってことですね。

作中で一番の強敵だったブラッドレイが自分の人生に満足して死んでいったのに対し、最終ボスのお父様の最期は対称的だったなぁ…
なんか、修羅場をくぐりぬけて肉体的にも精神的にも鍛えられているブラッドレイに対し、お父様はものすごいひきこもってて肉体的にも精神的にも成長しなかったかんじですね。
だいたい、あんな暗いところで延々と本読んでたら誰でも気がおかしくなる。
というか、せっかくフラスコから出られたのにひきこもってどうする(;´Д`)

知識を欲していたのなら、世界を旅して見聞ひろめるほうが精神衛生的にもよかった気がする。

☆エドとホーエンハイムのやり取りに感動

ホーエンハイムがアルの体を戻すために自分の命を使えといって、それに対し「バカいってんじゃねーよ、クソ親父」と泣きながら言い返すシーン。
今回一番うるっときたシーンでした~
ようやっとエドがホーエンハイムのことを「親父」とよんだわけですねー

☆エドの真理の扉とアルの体を交換

なんかもうなんでもありだ、いいのか、コレ(;´Д`)
錬金術が使えなくなるってことだけど、扉がなくても使えてたわけだし、いまいちそこんところがよくわかんないのです。
別に魔法じゃなくて科学的なスキルだったわけで、いままで使えてたのが使えなくなるってどーいうことなんだろう。
脳内の 理解→分解→再構築 という回路が使えなくなるってことなんでしょうかねぇ。
腕の神経が切れたら腕がつかえなくなるように、錬金術の神経回路がうしなわれるとか。

あと、扉を通行料に出来たのは、アルの精神と混線してたからみたいですねー。
なんか真理と交渉してたわけだけど、一度真理を見たから、もっていかれるものの交渉が出来る能力が身についたのかしら…

と多少強引だったけど、やっぱりハッピーエンドが一番なわけであり。
アルの体がもどってよかったーヽ(´▽`)ノ
エドの脚はどうなったのかしら。

しかし、改めて見ると王子さまとお姫様のよーな構図に思えてしまった(笑

☆ホーエンハイム逝く

。・゚・(ノД`)・゚・。ウワアアン
結局、死んじゃうのか…
出来れば、しばらくはエドたちと家族一緒に暮らして欲しかったなぁ…
ホーエンハイムとしては、親子の絆を感じることが出来て、満足して死んでいったわけですけども。

しかし、最後にひとり分の魂がのこるとか、えらく都合がいいと思ってしまう現実。
数十万人分の魂があったわけで、いくらなんでも、そんだけ消費したと思えないわけだけど。
国土錬成陣のカウンターでだいぶ使ったのかなぁ…

☆これはいい最終回でした

…ってあと1回残ってるわけだけど、どうするんだろ…
全員分のエピローグなんでしょうけど、1話分もあるのかなー
楽しみでもあり、終了で寂しくもあるわけです(´・ω・`)

最後にアイキャッチを掲載しときまーす。


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