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最終話「遊びをせんとや生まれけむ」



平清盛 感想】│コメント:3


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とうとう最終回!

長らくにわたって書いてきた清盛の感想も、今回で最終回を迎えます。
その後も総括とか書きたいところですが、これで最終回なんだなぁと思うと感慨深いです。

なお、42話鹿ヶ谷の陰謀の感想をアップしわすれてました。
というわけで、先日アップしておきました。
第42話「鹿ヶ谷の陰謀」
指摘してくれたぷるとんさん、ありがとうございました~

というわけで、最終話の感想行きまーす!

自らの死を悟る清盛

清盛が死を受け入れるシーンに涙

清盛が西行に近々死ぬことを告げられ、涙するシーンに涙ぐみました。
全てを悟って、それを受け入れて涙する清盛。
清盛も今まで死んでいったみんなと同じく、志半ばで死に、そしてあとに残るものに託していったわけですね…
とにかく全力で生き抜き、みんなに志をつごうと必死にもがいた清盛の人生。
間違いもたくさんあったけど、美しい人生でした。

「おてまえはもうすぐ死ぬのです」
「なんじゃそういうことか……
 なんじゃと!?」

これにちょっと笑いました。
もう死をもあっさり受け入れられる広い心が出来たのかと思ったんですけども。
まぁそこまでは辿りつけないですよね。

西行がもはやイタコ状態

ひとりひとりに語るシーンは良いシーンでした

そして、西行が清盛の遺言を伝えるシーン。
もはやイタコwww
つっこまずにはいられなかったものの、とても良いシーンでまたまた涙ぐみました。

「時忠あらずんば平家はあらず」

トラブルメーカーだったりしたけど、汚れ仕事もいとわなかった時忠のことは大きく評価してたんだなぁ…

頼盛のことも、父忠盛と血の繋がった唯一の子として、格別の思いがあったんですね…

時子に対する「そちこそがわしの紫の上じゃった」もよかったです。
しつこく源氏物語を出していた時子に対する最後の言葉としてコレ以上なかったんじゃないかなぁって。

ダイジェストで平家の面々が散っていく・゚・(つД`)・゚・

滅亡への流れがあまりにも悲しすぎる

やばかったのはその後…
いきなり都落ち、いままでの平家のみんながナレーションでどんどん散っていく・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン
この辺は、思い入れが強かっただけに、もう悲しすぎでした。
平家滅亡といってしまえば簡単なんだけど、ここまで見てきた思い入れがすごいだけに、滅亡という悲劇がすごかったです。
本当に、時忠と頼盛のぞいて、みんな死んでしまったわけだよね…
あれだけ栄華をほこっていたのに…
壇ノ浦はまさに悲劇。

…なんだけど、時子が若すぎなのが気になって仕方なかったですwww
美しかったけど、何歳だwww
せめて白髪増やすべきじゃなかったのかなぁ、あれw

時忠のしつこさは異常。
さすがといわざるをえないwww
なんか一門の中では、重盛の次に記憶に残ったキャラでした。

しかし、あんだけ栄華をほこっていた一門が、清盛の死後たった4年で滅亡とか、本当に諸行無常すぎです…
なんか過去に本当にそんなことがあったと思えないくらいです。

壇ノ浦での滅亡と源氏の確執

兄弟でたたかう源氏と、みんなまとめて滅んだ平家

平家滅亡の後の源氏兄弟の確執。
一門が最後まで一蓮托生で滅んだ平家と対照的でしたね…
滅亡まで結束がかたかった平家と、いつも身内で争うことになる源氏。

神戸のドラマ館に「壇ノ浦で滅んだ平家は勝者だったんじゃないかとすら思える」というスタッフの言葉があったんですけど、それがしっくりきたかんじです。
一蓮托生でいるという信念を最後まで貫いて滅んでいったわけだからね…
最後の海の底の都も涙ぐみました。
あの海の底の都は一蓮托生で結束していた平家の姿そのものだったなぁと。
まさにそういう演出でしたよね。

あと、琵琶法師が禿っぽかったのもなんか印象的。
清盛の公式ツイッターでは、あれは禿のリーダーだったみたいですね。

全体的に、うまくまとまっていた最終回だったんですけど、物足りなさも感じました。
さすがにダイジェストすぎて、叔父を斬ったり、信西が死んだりした話をみたあとの、しばらくの何も手に付かない状態にはならなかったです。
一門滅亡を3話くらいかけてやられたら、かなりヤバかったかもしんないですね…

いろいろかるーく総括

全50話、ほんっっとうに面白かったです!

今までの大河ドラマの中でダントツではまりました。
終わったのが寂しいですが、制作スタッフには感謝の言葉を送りたいです!
とても挑戦的でおもしろいドラマをありがとうございました!

1話毎の感想はこれで終わりですが、総括とか神戸のドラマ館に行った感想とか、清盛記事を書くことによって得られたものとかも語って行きたいともいますー。
というわけで、しばらくは清盛記事はつづきます~


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