とんちみたいな遊びしてる後白河院がかわいい
本を読んで「これは面白い」とかいってはじめるあたりがもう、さすがの後白河院(笑
面白く生きてるなぁ。
清盛と後白河院は、煽り合ってお互いの仲を確かめ合うような関係ですね。
大口叩かれたら「やってみろ」という感じで受けずにはいられない。
喧嘩するほど仲がいいを体現してる感じ。
妖しい色気が出てる禿
禿、怖すぎますー
あの服にあの化粧、あの髪型。
しかも集団で現れて、一言も喋らない。
あんなのに襲われたら怖くて仕方ない。
その上、やたらと美しい。
不気味さが出ていていいですね。
調べてみたら、禿って平家物語に登場しているそうですねー
史実ではいなかったんでしょうけど、すごく絵になっておもしろいですね。
時忠はつらそうな感じ
「平家にあらずんば人にあらず、じゃ」
時忠の表情はつらそうな感じですね。
清盛のために汚れ仕事をするつらさ…なのかなぁ。
苦しそうなかんじだったし。
「平家にあらずんば人にあらず」は自分の行為に疑問を思いつつも、自分を納得させるための言葉にも聞こえる…
最初見ていた頃は、清盛が善人だったんで、有名なこのセリフは出さないのかなーと思いましたけど、きっちり出してきましたね。
これは外せないですもんね。
ちなみに、イメージ的には酒の席で「わははは、平家にあらずんば人にあらずじゃー!!」とかいって盛り上がってるイメージでした。
ど田舎に引っ越して感性が鈍ったのではないか
清盛は、都から離れてから、どうも民の方向を見る感性が狂ってしまった感じ。
ど田舎でひたすら港作りや政権を奪い取ることばっかり考えていて、都にいる民や敵対勢力の公家をリアルとして感じられなくなってきてるというか。
急激に視野が狭くなってしまった感。
まさに盤上のすごろく遊びに興じている感。
汚れ仕事は時忠にまかせて、面倒な棟梁としての仕事は重盛にやらせて、そのくせ自分の好き勝手を通そうと。
すべてをコマとしてみてて、人の気持ちというのを考慮していない。
重盛の性格をわかってるのに対処せずに、事件についての対処のみ。
禿で都を制圧しても平気。
兎丸もその犠牲者になるわけか…
どうしてこうなった(;´Д`)