めたもるゆきにゃー☆

第42話 高潔なる拳法家の信念!! の巻



キン肉マン レビュー】│コメント:9


今週のキン肉マンですー

あらすじ

見事、ガウロンゼンドロップを炸裂させたラーメンマン。
マーベラスの脳天はほとんどキャンバスに激突していませんが、マーベラスは苦悶の表情。

「見事だ…さすがは超人拳法歴代思考の伝承者と呼ばれし男。
 俺の猛攻を受けながらも、信念を曲げることなく、生かす拳をつらぬきおった…」
「拳士としてのおまえの誇りに敬意を表して、モテる最高の技術で報いただけのこと」

互いを認め合ったこのやりとり、とてもいいですね。
こーいうのはぐっとくるものがありますー

そして、マーベラスは泡を吹いて失神。
何度も首をねらい、頸動脈を圧迫、絞め落とされたのです。
こうしてラーメンマンの勝利に決まるのでした。

「マーベラスよ、お前の拳もまた完璧超人としての確かな誇りと信念を宿したものだった。
その一撃一撃の重み、このラーメンマン生涯忘れることはないだろう」

やっぱこういう、勝利した相手も称える試合っていうのは見ていて気持ちいいですね~
実に正義超人らしい勝利。

ここで、ネメシスがマーベラスに自害を呼びかけますが返答はなし。
まさか肝の座ったマーベラスが自害を拒否だと、と驚きますが、自害する力なんて残っているわけもなく。

自害を防ぐために、首を攻撃して失神させて意識を失わせた戦略に一同大絶賛。

「わたしが高潔だって? よしてくれ。
中途半端な技ならすべてマーベラスにかわされていただろう。
だから技の一つ一つに全力をこめた」

そんな中、マーベラスはわずかに意識を戻しますが、手足がしびれて自害しようにもできません。

「ラーメンマン…噂にたがわぬ良い武人だ。
 万一、お前が完璧超人になったら立派な完璧超人になれただろうに」
「光栄な評価だが、わたしの信念はそこにない。
 しかしお前たちの生き方を全否定することもない。
 わたしの仲間は他にいる、それだけのこと」

このやりとりで、マーベラスは超人拳法修行の日々を思い出します。
辛くも楽しい充実の日々。
しかし、好敵手となる仲間がいなかったのが唯一の不幸。
もしラーメンマンと同世代であの寺で出会っていれば、多少は違ったのかもしれないといいます。

これに対しラーメンマンは、遅すぎる出会いなどというものはない、と返します。
しかし、マーベラスの返答は違いました。

「いや…お前がキン肉マンたちと出会ったように、俺は完璧超人という生き様に出会い感銘を受け、賛同した。
 そこには微塵の後悔もない…」

 
そして、左肩の龍に自らの心臓をくらいつかせます。
焦ったラーメンマン、龍の頭を手刀で切り裂きますが、時すでにおそし。

「ラ…ラーメンマン…」

苦悶の表情の中、好敵手の名前を呼び、笑みをうかべてマーベラスは逝くのでした。

「マーベラス~ッ」

なんと悲しい最後。
ラーメンマンとマーベラスの間には、間違いなく好敵手として、そして同門としての友情が芽生えていました。
しかし、あくまで己の矜持をつらぬいたマーベラスは自害を選んだのです。
なんだか、完璧超人の悲哀を感じます…
マーベラス、死なすのには惜しい男でしたが、正々堂々として信念を貫いた、まさに「漢」でした。
ラーメンマンの胸中は複雑でしょう…

「負けたら自害するから戦いにくい」ってのは、ある意味では完璧超人の一番ずるいところだよね…
負けても相手の軍門にくだらず自らの意志で死をえらび矜持をつらぬいているといえば、そうなんですけど…

ちなみにネメシスは「ははは…それでいい」とかいってます。
なんかますますフェニックスぽい。

さて、正義2連勝に悪魔超人も意地を見せたいところ。
この声に応じ、第4リングに一人の悪魔が。

「ケケーッ、これからは悪魔超人のショータイムだーっ!」

グリムリパーの待つリングに、バネさん、さっそうと登場!
次回に続きます~

感想とか

バネさんキタ━(゚∀゚)━!

この試合は、ブロッケンやラーメンマンの試合と違い、もう勝敗から気になるところですね。
流れ的に、ここで悪魔超人が負けたら「正義超人と違って悪魔超人だめじゃん」となっちゃうんで、これは勝利できるかも?
流れとしては、悪魔超人が完璧超人に勝利して首をはねて、悪魔超人としての信念をみせつける…みたいになりそうですし。

そして、こうなると残るのはクマと蛇口。
ブラックホールがクマで、ウォーズマンが蛇口かなぁ…
クマとネメシスは勝ち残りそうだし。

そんなこんなで次回もたのしみでーす。


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