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第25話 “急成長超人”の実力!!の巻



キン肉マン レビュー】│コメント:17


今週のキン肉マンです~

あらすじ

ピークアブーのキン肉バスター返しが炸裂。

バッファローマンも、急成長超人で間違いないことを認めます。
しかも、このバスター返しはバッファローマンのコピーでなく、無意識のものだとのこと。
さらに、当時よりもっと返しにくくなっている上に、新キン肉バスターでも返せなかったのは、ピークアブーがスグルと同等以上のパワーとスキルを身に着けたからだ、とはなします。

ここでバネさんが「いいじゃねえか、別にキン肉マンがやられりゃ俺たちがピークアブーを殺ってしまえばいいだけ」と返します。
それに対し、バッファローマンは汗あきまくりで「あ…ああ」と、スグルの心配をしているのが丸出しな表情で返答。
…これでも何も疑っていないバネさん(´・ω・`)

さて、場面は再びリングへ。

さすがに大ダメージで立ち上がれないスグル。

「これがキン肉マンの代名詞 48の殺人技か。さすがの破壊力だ」

普通に話すピークアブーに一同騒然。

「てめぇ、しゃべれるのか!?」
「ああ、わたしは急成長超人だからな!」

そして、ニールキックにきたスグルに対し、48の殺人技の13番目「キン肉壊体固め」で反撃。
一度も実践で出したことのない、カメハメとスグルしか知らない技をくりだします。
…どーでもいいけど、これってむしろ「52の関節技」じゃないのかしら…

なんとか脱出するスグルですが「強力な技をだしちゃダメ」というミートのアドバイス。
しかし、強力な技を出せないなら戦いようがありません。
これがピークアブーの強さであり、あらゆる超人が打つ手がなくなって自滅していくのです。
そもそも、強力な技をだしちゃダメなのはわかったから、なんか対策考えてよ、ミート…

「これは復帰早々、とんでもない敵を相手にすることになったもんだぜ…」

まったくそのとおり。
スグルが強いからこそ、余計に強くなって苦戦するという最悪のパターン。
設定上、強くなりすぎたスグルの戦いを上手く盛り上げられるように考えたなーと思います。
どうやって倒すのやら。

で、次の攻撃も通じずスグルはダウン。

ここで、モニターからストロング・ザ・武道の声が。

「グロロ~久々に完恐の本領を発揮しているようだな」
「その声はストロング・ザ・武道!」
「さすがは急成長超人、早くも私の言葉が理解できるまでなったか。こうして3年ぶりに会話が出来て嬉しいぞ」

ちなみに武道は、会話しながらあっさりと魔雲天のマウントポジション攻撃をあしらって、逆の体勢にもっていってます…
魔雲天の立場って(;´Д`)

「何いってやがる!俺を黙らせたのはてめえじゃねえか!」
「それがきさまのためなのだ、私としてはむしろ感謝して欲しいくらいなのだがな」
「思い上がるな!今度こそリセットさせねえ!てめえを打倒して、支配からのがれてやる!」

ピークアブーのいうには、赤ん坊から急成長して勝つたびに、無理やり赤ん坊の状態に戻されているそうです。
だから、いつまでたってもガラガラをもたされて喜ぶはめに。

そういって、ガラガラをモニターにぶつけて壊します。

「あ~あ~、大事なものを壊しおって。また買いに行かなくてはな」

コレ、武道が買ってたのかい。
剣道着で目付きが充血してるこいつがベビーショップに入って、ガラガラ選んでレジにもっていってお金を出して買ってるとか、想像するとこわすぎる(;´Д`)

「じゃあ大人のままにしておけばいいだろ!」
「駄目だ~、貴様の完璧さは赤ん坊である間の驚異的スピードにある。試合の途中でどんな相手をも上回る実力者になる恐怖の赤ん坊だからこそ、完恐たりえるのだ~」

ピークアブー、実に不憫な設定(;´Д`)
強くなっても毎回リセットされたら、そりゃたまったもんじゃないですよね。
でも、リセットされるからこそ、毎回完璧な勝利を得られるというわけで…

ともかく、今回はキン肉マンのすべてを吸収すれば今度こそ赤ん坊に戻る必要はないというピークアブー。

再び立ち上がるスグル、そしてピークアブーの攻撃をキャッチ。
大技が来るかと思ったピークアブーですが、残念ながらスグルはそんな気力もなく、ボディスラムでたたきつけます。
意外なことに、これがあっさりと決まります。

「ボ…ボディスラムがかかった…」

コレは何事か…攻略の糸口が見えてきた中で次回に続きます。

感想とか

先週はスプリングマンばりにノビをして読んでましたが、今週はとても楽しめました~
「こんなやつどうやって倒すの?」という絶望感と、その特性ゆえにろくなめに合わないピークアブー、そしてピークアブーの意思を完全無視の武道。
武道は、まさに合理性のみを重視した完璧超人というかんじ。
そのくせガラガラを買いに行ってるとか、ゆでっぷり全開過ぎて、わけがわからない。
なんか今回ので「完璧無量大数軍も1枚岩ではない」というのがわかったかんじ。

しかし武道の特殊能力はえげつなさすぎ。
こいつ、いったい何者なんでしょうね…

さて、ボディスラムが決まった理由がまったくわからないわけですが。
無意識の攻撃は返せないのか、派手な大技ばっかり身に着けたせいで、小技が身についてないのか。
はたまた別の理由があるのか。
その辺が明かされるであろう来週が楽しみです~


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