めたもるゆきにゃー☆

第23話 ピークア・ブーの“恐怖”!!の巻



キン肉マン レビュー】│コメント:11


今週のキン肉マンですー

あらすじ

アトランティスのタワー・ブリッジを見て、実はあの戦いをずっと誇りにしてたのではないかと思うロンドンの観客たち。
しかし、ゆで世界の観客の外道さはひどいものでして。

「どうせ手詰まりになったからタワー・ブリッジだしただけだよ、しょせん性根の腐った悪魔なのさ」

とかいう酷い結論に。
こいつらのほうが性根が腐ってる。
そんな中で、ポール少年はアトランティスの名を叫び涙するのでした。

さて、会場ではバッファとバネさんは「同士アトランティスよ、見事な散り方だったぜ」と道連れにしたことに誇らしげ。
テリーマンは「同士が死んだというのに涙ひとつこぼさないなんて」といってますけど、アトランティスの死が判明した瞬間は牛さんもバネさんもつらそうな感じでしたよね。
そもそも、その辺は正義超人だって割と同じようなもんかと


王位編でウォーズマンがマンリキに殺されかけた時なんて、まだ戦ってる最中なのに、スグルもテリーもロビンも助けようとせずに、ひどい発言してたんですよね…

「終わりだ…ウォーズマンは間違いなくマンリキに殺される。
 せっかく正義超人に戻ったのにまた殺されるとは、なんて不運な男なんだ」

という、とんでもない畜生発言がありました(;´Д`)
なにこのものすごい他人事な発言…
そう思うなら、まだ殺されてないし、割って入って助けてやれよ…

ラーメンマンがプリズマンに殺されたと思い込んでた時なんて、生きてるとわかってラーメンマンに声かけたロビンに対し、スグルは「ラーメンマンの死体に何を喋っておるのだ!」とか、これまた仲間と思えないような言いようしてたし(;´Д`)

ええと、粗探しに近い突っ込みはここらにして、話を戻しますと。

グランドキャニオンでは武道さんがご立腹。
あそこまでいって逆転されるとは実力がなかったということ、完璧無量大数軍を名乗っていたことを恥じろと、手厳しいです。
でもまぁ、あの状況で逆転されちゃあ仕方ないかも?

テリーは武道のこの発言にもついていけません。

「あれだけ堂々と戦い死んでいった仲間にねぎらいの言葉一つ無い…やはり完璧と悪魔の考えは正義超人には理解しづらい…」

でも、武道はマックスラジアルについてはねぎらいの言葉ありましたよねぇ…
別に完璧超人も勝敗がすべてなわけでなく、ほぼ勝ってる状態で詰めが甘くて相打ちになったという内容そのものを批判してるんで、これはこれでわかるような。

むしろ、ビッグボンバーズがはぐれ悪魔コンビにセレモニー中にやられても、誰一人声をかけようとしなかったことのほうがずっと酷いと思うのです。

…なんかどうも私は正義超人に不信感を抱いてるようだ(;´Д`)

さて、両国国技館。
スグルがピークアブーに攻勢。
バッファもうれしそうですが、バネさんの「正義超人と完璧超人の戦いなど興味ない」ということばに、表情を戻して「そうだともよ」と返答。

なんかこいつらふたりとも、空気読みあって無理してるよね(;´Д`)
バネさんはステカセがやられて焦ってたけど、バッファの言葉で「そのとおり」というかんじで合わせたし、今回はバッファがバネさんに合わしてる…
バッファが悪魔ぽくしようとして、バネさんもそのペースに合わせようとしてるかんじ。
なので、実はバネさんは悪魔の仲間大好きで一喜一憂してるはずなのに無理してるという。
で、それに対してバッファがさらに合わせるという悪循環。
実に息苦しそうなコミュニケーションだ…
言ってみれば、中学校になって小学校時代に好きなものを、実はまだ好きなのに「子供っぽい」と無理して否定してる感じの雰囲気。

ともかく。
スグルはブランクが長かったものの、やっとエンジンがかかってきたかんじ。
それに対しキン肉マンコールで盛り上がる場内。

しかし、ピークアブーはどう見ても素人超人な動き。
しまいにゃ赤子のように泣く始末。

「泣くな~~」とかいったら、場内は「相手は赤ん坊なんだからあやしてやれよ!」とかいう、イミフすぎる反応。
ゆで世界の観客の知能指数どうなってるんだ。

で、ピークアブーは今までのスグルの攻撃を学習して、きっちりと急所をせめてくるのでした。
という感じで次回に続きます~
ちなみに今回出てきたピークアブーの素顔は「闘えラーメンマン」のシューマイをいやらしくしたような感じで、なんかイマイチでした…

感想とか

とりあえずこの試合はスグル勝利で相手がイロモノの消化試合っぽいかんじですねー
悪魔VS完璧の勝敗の読めない上に新鮮だった戦いにくらべると、ぱっとしないかんじが。
まぁ2週くらいのんびり見ましょうか。

前回のコメントから色々

どうもコメントのレスがきっちり出来てないので、次の回のレビューのときにコメントのレス読んで思ったことを色々書いていこうかなーと。

以前BHの試合のレビューで「テンポがいい分勝敗ばかり気になって中身を楽しめない」と言われましたけど、ゆで御大もそれに気付いたからこそ、今回は悪魔を応援する子供とそれに不器用に応えるアトランティスいうファクターを入れてドラマ面での充実をはかったのかもしれませんね。

悪魔田死神さんのこのコメント、「ああなるほどなぁ」と思ったですよ。
テンポよかったけど2週で決まったりすると「引きで有利な方が負ける」とか「先に技出したほうが負ける」とかばっか気になってたんですよねぇ。
アトランティスVSマーリンマン戦は、一進一退の攻防だったり、4週かけてじっくりやってたこともあって、試合内容そのものをすごく楽しめたなぁと。

あと、カナスペの活躍が見たいっていう話が出てましたけど、カナスペに関しては、ここまでネタ要員にされちゃうときつそうだなぁと。
活躍するのをちょっと見てみたい気もするけど、もはや活躍させちゃダメな領域になっちゃってる気がする…
レオパルドンの試合をいまさらきっちり描くわけにもいかないのと同じ感じ。
いや、レオパルドンの試合、きっちり描いてくれるんなら見たい気持ちも大きいんですけど、でもやっぱレオパルドンは「次鋒レオパルドンいきますグオゴゴゴノーズフェンシングギャアー」だからいいわけで、それ以上は蛇足のような気がするジレンマ。
…というくらい、カナスペは活躍させちゃいけない役回りの気が(笑

それから、ペンタゴンの登場が明言されてるみたいですが、四次元殺法コンビを再結成したりするんですかね?
ブラックホールが生き残ったことですし、ぜひ結成して欲しいですねー


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