めたもるゆきにゃー☆

第22話 最初で最後の“必殺技”!!の巻



キン肉マン レビュー】│コメント:11


遅くなってすいません、今週のキン肉マンです~

あらすじ

完刺・フライングソードをまともに食らって腹を貫通されたアトランティス。
眼の光も消え失せ、微動だにしません

そして、この技の衝撃でなぜかまわりの岩が砕けて、カメラにあたって故障。
水の中だから衝撃が伝わったってことなんでしょう。

カメラの復旧が待たれる中、その必要はないとリングの穴からアトランティスを串刺しにしたマーリンマン登場。

大英帝国の誇りであるロビンマスクを姑息な手で破ったアトランティスを退治してやったと自慢げに語るマーリンマンですが、観客は呆然。

「なぜだ、なぜ誰も喜ばんー!」

実は喜んで欲しかったらしい。

「アトランティスは応援できないが、完璧な強さをもつ自分はもっと嫌われた存在ということか~!
下等な生物は完璧な存在を目の当たりにするとと拒否反応が起こるというからな!」

アトランティス風にいうと、そういう態度が気に入らねえといってるんだってやつですね。

そんな中、アトランティスの名を呼びかけるポール少年。
それに対して「どんなに呼びかけても、こいつはもう死に体」と返すマーリンマンですが、アトランティスの目に光が戻ります。
そしてフライングソードから体を抜き、マーリンマンを蹴飛ばすアトランティス。

「あのお方の命は、絶対に遂行せねばならぬ~!」

しかし、ダメージ大きくよろけるアトランティス、今度は心臓をつらぬかれてしまいます。
しかし、それでも食い下がってマーリンマンの頭をつかむアトランティス。

「おい、そこの坊主…
 あ…悪魔なんぞ応援してたら、ろくな大人にならねえぞ…

ポール少年の方を向き、そう語るアトランティス。
なにこれめっちゃカッコイイ!
窮地に何度も呼びかけてくれた少年に対する、アトランティスなりのお礼であり、そして彼風にいうと「性根の腐った悪魔」を貫いた言葉ですよね。
これは実にいいシーン。

「悪魔ってものはな…ただでは死なねぇんだ!」

そしてマーリンマンをかかえて水中に入るアトランティス。
その後、川底から上がってきたのはマーリンマンの顔…ですが、まぁお約束通りフェイク。

なんと、マーリンマンをタワー・ブリッジで抱えたアトランティスが登場!
って、姿勢的にマーリンマンの顔があがってくるのおかしすぎるよ!

ちなみに、ページをめくった瞬間にタワー・ブリッジしてるのが目に入っちゃって、フェイクのコマが全然フェイクになってませんでした(;´Д`)
このへん、ちょっと勿体無かったなぁ…

ともかく、ここで水中カメラの記録がうつされます。
相変わらず肉世界の科学技術は謎すぎる。

「バカな…心臓をつらぬかれたものが再び動き出してくるなんて…」
「世の中ってのは計算通りにはいかねぇもんなんだよ…
 お前ら冷徹な完璧超人には、絶対に理解できないパワーがこの世にはあるんでぇ!」

その出血では助からないから勝ちはないというマーリンマンですが、全く動じないアトランティス。

「結構じゃねぇか…このまま地獄までお前も付き合えよ。
俺の大嫌いな野郎の得意技で一緒に地獄行きだ」

そして、タワー・ブリッジをくりだすアトランティス。

「悪魔のこのオレが最初で最後に見せる正義超人の技…タワー・ブリッジ!!」

バキゴキボキィ!!
って、ものすごい音だ(;´Д`)
マーリンマン、血を吐いて死亡。
受け身の巧みなマーリンマンも、さすがにタワー・ブリッジに極められてしまえば受け身不能なんでどうしようもなかったわけですね。

しかし、水面に上がってきたアトランティスも無事ではありませんでいsた。
マーリンマンと同じく、まったく呼吸をしていなかったのです。
どーでもいいですけど、見ただけで呼吸をしてないのがわかるアナウンサーって何者…

「動かないか、アトランティス!」

仲間に声をかけるバネさんと、沈痛な面持ちで顔を下げるバッファローマン。
悪魔同士の絆がかいま見えるシーンです。
ほんと、こいつら仲良いですよね。

こうして、アトランティスとマーリンマンは相打ちに終わったのでした。
貫いたのは、悪魔の美学。
これまたかっこいい煽りで次回に続きます。

感想とか

アトランティスーーー!!・゚・(つД`)・゚・

予想の多かった相打ちという結果でしたが、素晴らしい内容でした。
もういちいちアトランティスが熱くてかっこいい。
この試合で彼のファンは激増したのでは。
かという私も、アトランティスへの印象がガラリとかわって、すっかり好きになりました。
もう格好良すぎで別キャラすぎる。

水棲超人同士の試合ということであまり期待されてませんでしたが、ここまでのベストバウトといっていい試合だと思います。
最初から一進一退で面白かったですし、この試合は単行本でまとめて読みたいですねぇ。
マーリンマン自体に余計なギミックがなくシンプルな攻防で、アトランティスの熱さにスポットがあたっていたので面白かったです。
これまでの試合に比べて若干長めでテンポという面では劣りましたが、これだけ濃い内容なら大満足。

あらためて、カーメン戦の適当な処理がもったいなかったなぁと(;´Д`)
このアトランティスの試合も、カーメン戦が適当すぎた反省から来てるのかも知んないですね。

さてさて、最高に盛り上がった試合の次は勝敗が見えている魔雲天VS武道戦。
おそらく、序盤は魔雲天が優勢だけど、終わってみれば完封負けみたいな展開になるんでしょうねぇ。

それでも、魔雲天の今まで見たことのない一面が見れるのに期待!


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