めたもるゆきにゃー☆

第20話 “技vs技”の水棲超人バトル!!の巻



キン肉マン レビュー】│コメント:5


月曜恒例、今週のキン肉マンです~

マーリンマンをセント・ヘレンズ大噴火にとらえるアトランティス。
マーリンマンは両手をひきはがしにかかりますが、それは想定内で、アトランティスはマーリンマンをもちあげてキャンバスに頭を叩きつけます。
しかし、マーリンマンはバウンドを利用してダウンはせずに、すぐさま逆襲。

「フライングソードフィッシュ!」

ロープのバウンドを利用した突進。
カジキでアトランティスの腹や背中を切り刻みます。

それに対してアトランティスは霧を出して対抗。
姿を見失ったマーリンマンは、アトランティスに捉えられて投げ捨てられますが、見事な受け身で攻撃態勢に復帰。

「こやつ受け身が巧みすぎる」
「どんな投げもオレには通用しない!」

なんかアトランティスの言葉遣いが変というか面白いです。
「こやつ」とか「巧みすぎる」とか、時代劇みたいだ。
マーリンマンは「どんな投げも通用しない」とは大きく出たものですが、今のところどんな投げも見事な受け身をとってるんですよね。

もう一度霧をだすアトランティスですが

「学習能力の高いオレが同じ技をくらうかー!」

自分で学習能力高いとかいっちゃってるし。
カジキで水粒カーテンを切断して霧を遮断。

そして攻撃に出るマーリンマンに、アトランティスはウォーターマグナムで応戦。
しかし、マーリンマンは体内に持つ浮き袋をだし、ウォーターマグナムをはじきとばします。

まさしく一進一退の攻防。
なにこれ面白い。
水棲超人同士で期待してなかったのに、まさかの好勝負。

そして、隙を見たマーリンマンはテムズ川に飛び込み、カジキでリングの真下から穴をあけて、そこから無理やりアトランティスを水中にひきずりこみます。
それなら、デビルシャークみたいにリングの下からひたすら切り刻んでもよさそうな…と思ったけど、リングの様子がわかんないんで、闇雲に狙ってる途中でアトランティスがこっそり水中に入ってきたら気づかないんで、さっさとひきずりこむのが正解ですね…

ここで、水中カメラに切り替わるわけですが、あいかわらず技術力すごすぎだろ(;´Д`)

水中ではマーリンマンが攻勢で「ロビンマスクもお前ごときに負けるとは、よほど実力のない超人だったとみえるな!」とバカにします。
これを聞いたアトランティス、「ケキャ~~~」と奇声をあげ、ロビンとの戦いを思い出します。

「性根の腐った悪魔のオレがどんな罵声を浴びせられたってかまいやしねぇ。
 しかし、ロビンマスクとの野郎との戦いに関しての罵りはやめてもらおう!」

怒りのアトランティス、逆襲のサイドスープレックスを決めます。
苦悶の表情を見せるマーリンマンですが、またまたフライングソードフィッシュで突進。
水の中では霧が使えないので絶体絶命と思いきや、まともに受けたはずのアトランティスの喉元は傷ひとつついていません。

「喉の部分だけ皮膚が分厚すぎて貫けないだと~?」
「俺はデビュー以来大怪我ってやつはおったことねえのが自慢だが、この喉元にひとつだけ盛り上がった大きな傷…
 これこそ7年前、不忍池でロビンマスクにつけられたものだー!」

工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工
お前、キン肉バスターくらって首の骨と腰の骨くだけたやろ。
そもそも、六騎士に首はねられたのに、なんでそこの傷だけ残ってるんだ。

まぁ前者は、文脈的に切り傷の話をしているだけで、骨折とかは関係なしとすればいいとして、後者は完全にアウトのような…
いや、実は六騎士に首をはねられたというのは嘘っぱちだったのかも?
悪魔超人ってなんだかんだで意外と仲良しだし、ほんとに仲間の首をはねたわけじゃなくて「首はねたことにして正義超人びびらせようぜ」ということだったのかもしんない。
胴塚に首無しのバッファローマンがいましたが、あれはバッファローマンだけは「正義超人を生き返らせた罪」で首はねられたのかも。
それとも、超人って「試合でついた傷以外は傷跡にならない」って能力でもあんのかなぁ(;´Д`)
わけがわからないよ…

とまぁ、突っ込みどころ満載かつ熱い展開という、ゆで全開の状態のまま次回へつづきます~
GWはさむんで、次回は2週間後です。
早く読みたいというのに2週間後とは待ち遠しいのです。

感想とか

アトランティスさん、キャラ変わっちゃってるよ!
何この熱くてやたらとかっこいい男。
実はロビンマスクとの試合を誇りに感じていたという。
ロビンマスクの友情パワーにみせられた超人がまた一人…

悪魔超人として、ミートの足を利用したりしたけど、それも含めて出来る事を全部やって全力を尽くした真剣勝負だったし、そこまでさせたロビンマスクのことも認めている…とか、そんなんですかね。
卑怯な戦い方も悪魔超人としての誇りということで。

今回のエピソードからしても、やっぱり悪魔超人は、正義超人のことは考えが違うから気に入らないけど、好敵手として認めているし、敬意を払っているんでしょうね。
二世でサンシャインも言ってましたしね。
そういう、お互いをライバルとして認めてる中で、「お前ら下等超人m9(^Д^)プギャー」とか言われて許せないんでしょう。

さてさて、気になる勝敗ですけど、いまいち読めませんねぇ…
ここまでは、どっちかというとアトランティスの方が技を出した感があるけど、本領の卑怯な戦い方とか決め技のアトランティスドライバーがまだ出ていません。
逆に、マーリンマンも「完刺」というフレーズが入ってる技を出していません。

アトランティスが負けてロビンがかたきを討つ展開も考えられますし、ロビンに勝つという偉業をやってのけたアトランティス推しになってもおかしくないです。
受け身が得意な設定も「これでもう受け身はとれねえぜ!」とかいうフラグにも見えちゃうしなぁ…

まぁなんだかんだいって、やっぱりアトランティス応援。
あんな熱いところを見せられちゃあ、そうなります。

しかし、今回は予想外に名勝負ですねぇ。
マーリンマンも変なギミックなく正統派だし。
…カーメンの不遇具合・゚・(つД`)・゚・


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