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第575回 もはや芸術的な引き伸ばしの巻



キン肉マン2世・究極の超人タッグ編】│コメント:5


遅くなりましたが、今週の二世です~

あらすじ

(今回のあらすじは、「ここから読んで」まで読み飛ばしてくれてOKです)

マッスルブラザーズヌーヴォーのこれまでの戦いの軌跡を振り返りましょう。
万太郎とグレート3という組み合わせで、全くもってノーマーク。
まさしくそのとおりの結果で、グレート3は初戦は全然ダメで息も合いませんでした。
マッスルドッキングを発動するも上手くいかず、なんとか勝ちを拾ったもので、まぐれの勝利とでもいえましょうか。

しかし、第二戦はなんと2000万パワーズとの対戦。
もうこれは絶対まぐれでは勝てない戦い。
その戦いも、やっぱりチームワークがぐだぐだでダメかと思われましたが、記憶の鍵というものをグレート3が使用して、正体のカオスがあらわれてからは、一気に攻勢に。
そして、チームワークも見違えるようになり、なんとあの2000万パワーズとの対戦に勝ったのです。

準決勝はマシンガンズとの戦い。
なんとあのマッスルドッキングを破り、そしてマシンガンズを倒すという快挙をなしとげたのです。

しかし、なぜかカオスがいません。
これはどうしたことか…

万太郎は涙を流しています!

(ここから読んで)

スグル、テリー、ロビンが、なんとなんとまさかのキン肉マングレートを連れてきます。
「なんとか間に合った…懐かしいだろう、この歓声!」といって、以下次回。

感想とか

これはひどい引き伸ばし。
いやもう、「引き伸ばししろ」と言われても、普通ここまでしないとおもう。
29巻まで続けないといけないから大変だね!
29話でやめりゃいいのにね!
それでも3冊分だから、7人の悪魔超人編に近いくらいの分量があるわけですが…

ああ、そういえばツッコミどころとしては、観客が「カオス負傷でもしたのか?でも、マシンガンズ戦ではそんなかんじではなかったし」とかいってたけど、次の試合で思いっきり観客の前で火山にまき込まれてたやん。
とか思ったんですけど、観客の全員が全試合を把握してるわけじゃないですよね。
マシンガンズ戦だけ見て、その後仕事があったから見れてなくて、新聞か何かで時間超人勝利の結果をしったとかだと、こういう発言になってもおかしくないですよね。

しかし、時間超人は何か試合に勝ったら人間どもを奴隷として支配するみたいな言い方してた感じですけど、作中の世界ではこの試合の位置づけってどういうかんじなんでしょうかねぇ。
誰もかれも危機感がなさすぎる。
ドラゴンボールのセルゲームとは大違いだ…
キン肉マンにおいてはいつものことなんだけど、命がけの超人プロレスってなんなんでしょうねぇ…

なにしろ、時間超人とか完璧超人を野放しにしておくと、人工衛星潰されたり新幹線潰されたりと、被害はハンパないです。
というか、犯人はこいつらとわかってんだから、日本の警察もなんとかしなさい。
のんきにこんな試合なんてしてる場合じゃなくて、器物損害の容疑で、正義超人総動員でもして捕まえて裁判にかけるべきなのですよ。

そう考えると、悪魔超人たちは人間には直接悪いことしてなかったような。
超人同士の抗争してるだけで、人間には特に被害が無かった気が…

とまぁ、今更いうだけ野暮なことなんですけどね、全部。
そういう野暮なこといいたくなるくらいにひどい引き伸ばしでした。


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