めたもるゆきにゃー☆

第61話 “一正義超人”として!の巻



キン肉マン レビュー】│コメント:10


書き忘れてましたが、14日まで「キン肉マン 超人総選挙2013」という人気投票が開催されていますー


3人に投票するイベントで、29位のキャラの短編が書かれるとか。
29位…微妙すぎて誰になるかさっぱり(笑

わたしは、ウォーズマン、スプリングマン、レオパルドンに入れました~
バネさんは今シリーズ補正で結構票が入りそうですね。
3票となると、1票くらいはメインじゃないキャラに入れたくなりますが、そうなるとやっぱりレオパルドンで。
あの瞬殺具合は芸術的で大好きです(笑

さて、今週のキン肉マンです~

あらすじ

(画像はヤフーコミックのページにリンクしています)

ちょっと疲労が溜まっている上に今週は内容薄めだったので簡単に。

ロビンはネメシスを見ていると、昔の自分を見ているようでつらいと話します。
超人オリンピックの王者として、常に自分が一番強く正しいと思い込んでいた当時の自分。
最も優秀ゆえに未熟な他超人の声に耳を傾ける必要がないと思っていた自分。

ロビンがスグルに1回負けただけで大ブーイングで国外追放になったりしたのが不自然に感じましたが、この当時にあまりにも傍若無人な態度だったんで、反感を買ってたのかもしれませんね。
もしくは、最強のヒーローとして人気を得ていて、本人もその気まんまんだったけど、それゆえ負けた時のガッカリ感とか反動がひどいことになったのかも。
「あれだけえらそうにしてて、あんなダメ超人に負けるとか」みたいな反応だったのかもしれません。
まさしく最強の正義超人で完璧さを魅力としていたゆえに、完璧じゃなくなった時の反動がすごかったと。

そーいや、その当時のロビンにとって、喧嘩男ってどんな存在だったんでしょうね。
無敵を誇って常に自分が正しいと思っていたロビンに対し「偽物の実力」とかいってきた嫌われ者の実力者。
その相手のためにわざわざ新必殺技を考えるくらいだから、ライバルと考えてたんでしょうねぇ。

しかし、数少ない認めている超人の一人のテリーマンが一目おく超人というスグルに出会ってから運命が一片。
気まぐれでオリンピック出場権を与えてやるものの根性だけでそれ以上のものは感じなかったそうです。
しかし、そのスグルに超人レスラー史上はじめての敗北。

そのあと、「何かの間違い」と思って苦労して再戦しても負けに等しい無効試合。
その戦いで当面は戦えない体になって、ウォーズマンにすべてを託すものの敗北。
そこで完全にプライドがくだけちったものの、むしろ爽やかですがすがしく、それまでの呪縛から解き放たれたと語ります。

自分に欠けていたものはリスペクトの概念。
そして心からの反省が友情パワーという新たなる力をもたらし、それを誇りに思えるのが正義超人としての新たなるプライドだと語ります。

…当面は戦えない体…
「二度と戦えない体」というのは誇張表現だったのか、当時は医師にそう診断されたけど、過去の呪縛からときはなたれ、友情パワーを得ることで生まれ変わり、奇跡的に復活できたのか…
奇跡的に復活できたけど、まだ万全でなかったのに無理したからアトランティスに負けたのかも、とか色々考えられますねー。

あとは気になるのは、ウォーズマンが負けた後の捨て台詞。

「チッウォーズマンのウスノロ野郎 これで奴との師弟関係もご破算 今度はオレ自身の手でキン肉マンを倒してやる!」

このセリフについて考えてたんですけど、これってよく考えると、ロビンが直接言ったセリフじゃないんですよね。
記者が色んな超人にインタビューして、それをまとめた記事だったんですよね。
つまりは、これはマスコミがロビンの言葉を悪いように曲解して書いたということなのかも?

「ウォーズマンの実力はキン肉マンにおよばなかった。これからは私の手から離れて、自由なファイトをしていって欲しい。そして、キン肉マンへの再挑戦はやはり私自身が行いたいと思う」

とか、こんなかんじの受け答えをしたけど、きっとマスコミが曲解して、あんなひどい記事になったんですよ。
だから、この時点ではロビンは改心してたのに、おかしなことになっちゃったと。

話を戻して。
ネメシスはそれを馬鹿にした態度をとりますが「私もそう思ってたからこそ、お前が見下す正義超人の素晴らしさを知ってもらいたい」と返すロビン。

「下等極まりない意見をおしつけるのはやめるんだな!」
「押し付けるのではない、気づいて貰いたいのだ!」
「思い上がるな、ゴキブリごときが!」
「ゴキブリ上等、ダメ超人とさげすまれたキン肉マンがわたしに示してくれたように、今度はゴキブリと蔑まれた私が、あの頃のあやつにあり変わって、今おまえにそれを示してやる番だ!」

押し付けるんじゃなく、気づいてもらいたい。
ゴキブリと罵られるからこそ、その素晴らしさを知ってもらいたい。
かつて自分がそうだったように。
そんなロビンの気持ちが伝わってきてとても熱いですねー
ロビンにとって、友情を得られたことは本当に素晴らしい成長だったのでしょう。
特にロビンの場合は、友情に目覚めて腑抜けたパターンじゃなくて、王位編で大活躍するくらいに実績もともなってますしね。

こうしてパンチの打ち合いをする2人。
その姿はまるでロビンとスグルがグランドキャニオンで殴り合っていたのと同じ光景。

その姿に「ロビンは本当にかっこいいのう」と涙するスグル。
「ずっと憧れていたロビンが、あんな血まみれの殴り合いを…
しかも私みたいなブ男になりかわってなどと、似合わぬことをいいおって!」

ロビンなら、ネメシスの凍てついた心を溶かしてくれるかもしれないと、そしてそんなロビンを誇りに思うスグルたちでした。

以下次週~

感想とか

今回は回想シーンが長かったですね(;´Д`)

ともかく、これでネメシスの心に何も残せないってことはないでしょうから、ネメシス自身の心がちょっと揺らぐのかも?
どうなるんでしょうねー

(追記)

書き忘れてたことを以下の記事に追記しておきました~
…書き忘れてたことを書こうとしたら、書いてるうちに色々考えてしまって、えらい長文に…

第61話 “一正義超人”として!の巻(追記)



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