昨日、「HK 変態仮面」の映画を見て来ましたので感想です~
ちなみに、なんか想定の10倍の大ヒットだそうで。
全国で12館しかやってないのが惜しいですね><
とりあえず、まずはチケット購入から試練です。
受付のお姉さんに「変態仮面」とか言わないといけません><
…と思いきや、きっちりと配慮が。
タイトルが「HK 変態仮面」になっているのは、チケット購入時に「HK」といえば良くて、変態とか言わなくて済むという配慮だったのです!
予告編で「変態仮面と言えなければ、HKと言えばチケット買えるよ」という字幕が出てましたが、見事な配慮。
買う時の気持ちにもなってくれた上でのタイトルをつけたとかスバラシイ。
なお、せっかくこっちがHKといったのに、お姉さんは「HK 変態仮面で、○時から席をお取りしました」とか言って来ました(;´Д`)
そこは気を利かして「HK」ですませてよぅ。
絶対このお姉さんはドSだ、変態だ!><
…なお、ネットで買えば済むものを、わざわざ受付で買ったのはネタ調達のためのドM行為です。
わたしも立派な変態だ!
で、チケットを購入して入場。
…入場時にわたしの前にいたのはオシャレなお姉さんの二人組。
女性客、意外と多いのかしら…
実際にスクリーンに入ると男女比は2:1くらいでした。
カップルとかもいて「なぜこれを選んだ」と思いましたが、仲良く変態ヒーローの映画を見て笑うとかそれはそれで素敵(笑
で、映画館では恒例のマナー動画が流されたんですけど、マナー動画が変態仮面バージョンでした。
これはひどい。
もう本編始まる前から噴いた。
笑い声おさえるのに必死でした><
それにしても声とか口調がやたらとイケメン。
なぜかやたらとスタッフの愛に満ち溢れている感
で、ようやっと本編の感想ですけど、これはひどい(最上級の賛辞)
あまりのバカバカしさにかなり笑いました。
若干中だるみがあったとはいえ、終始笑えて楽しかったですー!
当然のように会場からも笑いが聞こえていました。
アニメやコミックの実写化は難しいですけど、どうやら変態仮面は実写化に向いていたらしいと錯覚してしまうほど違和感がなかったです。
いや、そもそも存在自体が違和感なんで麻痺してるのかもしれませんが。
なんかこう、スタッフの愛が満ち溢れてるんですよね、変態だけど。
役作りのために1年鍛えたらしいという主役の鈴木亮平さんの肉体美は見事。
敵役の肉体が貧相なので、変態仮面の肉体美が映えること映えること。
そのおかげでなんかカッコよく見えてきます、変態なのに(笑
変態的なポージングや、結構よく出来てるアクションシーンなど、なんかこうスタッフの情熱がかいま見えるというか。
妥協してない感を感じます。
馬鹿馬鹿しい映画を大まじめに作った感じ。
きっちりとヒーローらしい、ヒーローと自分のギャップという葛藤も描かれています。
…この場合、変態な自分への葛藤なわけですけど(笑
後半、ちょっと方向性で「そういう方向にいっちゃうのかーw」と思ったりした部分もあるんですけど、それはそれで笑えたし面白かったです。
突っ込みどころ満載…というか全編が突っ込みどころなわけですが(笑
あと、見ていて思ったんですけど、変態仮面って変態なんだけど下品ではないんですよね。
物腰や言葉遣いは上品で、善良な一般市民には極めて紳士的なんですよね。
まさしく、変態という名の紳士。
変態という性癖と、下品という品行は違う。
だからかっこいいというギャップが生じる。
「変態でもいい、上品であれ」というメッセージだと受け取りました!
変態なんだけど、いわゆるエロ要素があるわけではないんで、割と万人向けというか、女性ウケもよさそうな気もします(笑